神道国際学会会報:神道フォーラム掲載
神道国際学会 創立10周年を期して
より学術性を志向  活動指針

  創立十周年を迎えた神道国際学会は新年度となる平成十七年一月一日から、新たな指向性と組織体制で、より学術性に特化した活動・事業を推進していくことになった。
 本会は創設以来、神道の学術研究の推進と啓蒙活動の両面で、国際的な視野と規模に基づいて諸事業を展開してきたが、その一方で関係者からは、節目の十周年を期して関連各団体の活動区分と関係を見直すとともに役割分担を明確にすることで、それぞれの目的ごとの成果を一層あげていくべきだとの声が出ていた。
 新たな組織体制では、NPO法人の神道国際学会は従来以上に学術面での活動に力を入れ、学際的かつ国際的な視点からの日本文化研究も含めた神道研究を推進していく。一方、国連認可NGOのISF(The International Shinto Foundation、本部=ニューヨーク)は国際的に神道や日本文化を紹介するなど啓蒙面を担う。
 このほか関連団体としてロンドンにはISFヨーロッパ総本部、モスクワには神道国際学会モスクワ代表部、中国の杭州市には日本思想文化研究センターがあるが、それぞれ現地で団体登録した際に明記した目的に沿って活動を本格化させていく。
 活動区分の同不同にかかわらず、これら諸団体は今後、組織的には独立・並列的に事業を推進することになり、それぞれの活動指針に沿って今まで以上に機動性を発揮することが可能な体制が整ったことになる。

体制の方向性と人事を協議  平成16年理事会・中国杭州市にて

 神道国際学会の十六年度理事会(第三回)が昨年十一月六日、中国・杭州市で開かれ、次年度からの新体制と活動の方向性、任期満了にともなう新役員の選任などを協議した。
 体制に関しては、関連団体それぞれの活動区分を明確にし、うち神道国際学会はより学術的な活動を志向することで一致した。任期満了にあたり役員退任を表明していた中西旭会長と深見東州副会長については、中西氏を特別顧問に推戴するとともに、本会役員を退いてISF代表としての任務に専念するとの深見氏の意向を了承した。
 後任の人事では留任および新理事の候補についても議決し、十二月に開催される臨時社員総会へ付議された。
 組織の改正とともに、任期満了にともなう改選で選出された神道国際学会の新役員人事も一月一日付でスタートした。
 社員総会に引き続き開催された臨時理事会で、理事の互選により、会長には薗田稔常任理事が、副会長には米山俊直理事がそれぞれ就任。梅田善美理事長は留任した。役員(理事・監事)の任期は二年。


Copyright(C) 2005 ISF all rights reserved
当ウェブサイト内の文章および画像の無断使用・転載を禁止します。