近年、欧米では日本文化が見なおされ、学術研究の上でも、日本古来の「自然との共生」の思想が取り上げられていますが、その精神を見事に表現しているのが、日本の各地で何百年にもわたり庶民の芸能として伝承される「神楽」です。 神道国際学会では、平成13年9月に、世界芸術文化振興協会と共催で、国指定無形民俗重要文化財「秩父神楽」と福岡県指定無形民俗文化財「豊前市の神楽」を、オスロ市・ロンドン市・ローマ市の三都市で、日本文化における神楽の位置づけと日本社会への強いつながりについて、ヨーロッパの人々に理解を深めていただくツアーを開催したところ、三都市とも大盛況で反響をよびました。この公演ツアーには国際交流基金からの支援を得ています。