ワシントンDCにて
神道オープンハウス 2008

    2008年4月11日、ワシントンDCの市内にあるHuman Rights Campaign Foundationで神道をはじめとする日本文化を紹介する「シントウ・オープンハウス」を開催した。ISFが桜まつりの行事の一環として、このイベントを開くのは今年で三回目。
    まず、太田垣ISFオフィサーが神道の紹介として、日本人の宗教観について述べ、西洋人との宗教に対する意識の違いを説明した。日本人は日々の生活でのしきたりや人生儀礼において、複数の宗教にかかわるイベントに遭遇する。しかし日本人の心のそこに流れる宗教観は神道であると述べ、日本の神社の風景、モダンな街中にそびえる鳥居、家の中に神棚と仏壇が並んでいる光景などの写真を参加者にみせながら、神道がいかに日本社会に自然な形で存在しているかを説明した。最後に、神社や神道に関する簡単なクイズをだして、正解者には賞品として縁起物のだるまを授与し、楽しい雰囲気となった。
    続いてメリーランドの道場で天心一流の武道を教授されている新宅四郎師が、メラニー夫人をはじめとする弟子たちを相手に武道のパフォーマンスをみせた。剣道、合気道、空手などの武術に流れる精神哲学を40年以上も追求された新宅師は、武道の精神は神道につながる大切なものと説明。その凛とした姿勢から繰り出される迫力あるパフォーマンスは、参加者の目を惹きつけていた。
    次に武井亜希子氏により華道と茶道が紹介された。武井氏は花を生けながら、華道には西洋のフラワーアレンジメントのような華やかさはないが「天・地・人」の三要素を重要視する素朴さこそ日本の美であると説明した。また茶道の紹介では、武井氏の実演にあわせて参加者全員にお茶菓子と抹茶が振舞われ、小さなお子さんも初めての経験とためらいながらも、美味しいと感想を述べていた。

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