「神道オープンハウス」
平成18年4月9日(日)、ISF NYセンターはワシントンDCにあるオープンハウスオブフェイシズの主催で「神道オープンハウス」を開催し、約2時間のプレゼンテーションを行った。
神道には教義・教典がない為、外国人にはなかなか理解しにくい面もあるのではないかと考え、五感で体験することで、自然に理解してもらうことを努めてプログラムを組んだ。
【プログラムの紹介】
1, ビデオ上映
導入にはビデオ「The Heart of Matsuri An Invitation to SHINTO」を放映し、日本各地の風景が映る中、その土地独自の祭りを四季折々に紹介した。
2, 修祓
次に修祓を執り行い、初めて経験する神道儀礼に、参列者は緊張した面持ちであったが、真剣に見入っていた。
3, レクチャー
新渡戸オフィサーによる講演の中では途中、国生み神生みの段に話が及んだ時、アメリカ人の女の子が「イザナギ、イザナミ!」と叫ぶなど微笑ましいハプニングなどもあり、ほのぼのとした雰囲気で進められた。
4, パフォーマンス
舞台役者である松田光輝氏による芝居語り「ふることふみ(古事記)」は説教節や狂言といった日本の伝統芸能形式に則り、英語の語り出しを加えた独自の演出で上演された。この日のために作り上げたオリジナルの芝居だということを知った観客からは、歓声が挙がっていた。また劇中に新渡戸オフィサーがオリジナル曲「豊葦原の瑞穂の国」を歌唱披露。
5, Q&A
Q&Aでは、大麻の意味、外国人は神職になれないのか?今でも田植えは手でやっているのか?等、次々と質問が挙がり、日本、神道に対する外国人の興味の深さを窺い知ることが出来た。
6, 神楽奉納
締めくくりには浦安の舞が奉奏され、新渡戸オフィサーから舞う直前に「みなさんの幸せと世界の平和のために奉納します。」と、伝えられたことも重なって、皆さん感動された様子であった。中には、見ていて何故だか涙が溢れてきたという方もいらっしゃった。
最後に、主催者であるオープンハウスオブフェイシズ関係者等に感謝の印として和菓子を贈呈し、また観客には記念品として扇、お子様には和柄の特製鉛筆・消しゴムセットが贈られた。
本番終了後は、記念撮影を求める方も居る中、「ぜひ来年も来てほしい。」「毎年の定番にしてほしい。」等といった感想が口々に挙げられ、和やかなムードで幕を閉じた。
ISF NYセンターオフィサー・新渡戸涼恵