ISF理事長、コロンビア大学にて講義



 2008年4月10日、コロンビア大学ケント・ホール・オーディトリアムで、ISF理事長の梅田善美が、同大学東アジア言語文化学部の日本語学科の教員と学生を対象に、レクチャーを行った。当日は80名を越す出席者があり、「日本人の一生(儀礼)」、「日本人の一年(年中行事)」をテーマにして、100枚以上の映像を用いて講義をした。最後に梅田理事長は、「どこの国に生まれるかは自分の意思では決められない。私はたまたま日本に生まれ、日本の文化で育った。同時に、ほかの国々の文化を理解し、尊重しようと勉めている。皆さんにもそれを期待したい」と話し、さらに「世界中みんなが互いを理解し、異なった文明と文化に敬意を払うよう願っている」と締めくくった。出席者は熱心に耳を傾け、質疑応答にはかなり厳しい質問もあった。